ZEISS 中国ツアー2025

 ZEISS社のご招待を受け、中国広州の工場見学、上海のSIOF眼鏡展示会の視察、さらに上海市内の眼鏡店を訪問しました。近年成長著しい中国市場を学ぶことが目的で、特に近視や子供の視力ケアに注力している印象を受けました。 

ZEISS広州工場見学 

広州の工場はZEISS最大規模で、生産量の50%を担っています。4階建てで総面積は東京ドーム約25個分。1日最大5万5千枚のレンズを生産する体制が整っており、オートメーション化により高品質が維持されています。工場にはZEISSの歴史を学べる展示ブースもあり、技術革新の歩みを実感しました。 

工場内は撮影NGでしたので、工場内の展示ブースです。 

SIOF眼鏡展示会 

出展企業数は日本の展示会を圧倒し、その規模に驚かされました。キャラクターマスコットを活用したブースが多く、中国ならではの文化を感じました。特に、子供向けの近視ケアレンズ「マイオケア」の注目度が高く、親の関心の高さがうかがえました。 

中国では子供の近視が社会問題とされ、政府も視力検査の義務化や屋外活動の推奨を進めています。その影響で、眼鏡業界でも近視ケアレンズの需要が高まっており、展示会でも多くのブースで紹介されていました。

ZEISSのマスコットキャラクター『大眼宝ちゃん』 

上海の眼鏡店訪問 

1店舗目 

歴史ある高級店で、1階にはFENDIやCartierなどのラグジュアリーフレーム。2階にはかけ心地を重視したリンドバーグやオルグリーンが取り揃えていました。季節ごとにレイアウトを変更し、見せ方に工夫が感じられました。3階には4つの検査室があり、レンズメーカーやお客様のニーズに合わせて使い分けているとのこと。眼鏡検査資格のトップクラスの方が在籍している点も驚きでした。 

2店舗目 

当店と似たスタイルで、予約制を採用し、じっくりとお客様に向き合う接客が特徴的でした。洗練された内装に加え、カフェも併設されており、リラックスできる空間が整えられていました。また、全ての機材がZEISS製で統一され、両眼視検査を実施するなど、技術力の高さが感じられる店舗でした。 

まとめ 

中国の眼鏡市場は品質・規模ともに日本とは異なる魅力があり、特に「子供の視力ケア」において非常に先進的な取り組みが見られました。 

当店には近視の子供に視覚ニーズを合わせて設計された「マイオキッズレンズ」の取り扱いがございます。 

お子様の近視が気になる方は、ぜひ一度検査をしてみませんか? 

ご来店をお待ちしております。 

※ビジョンアセスメント(検査)代 :4,400円(税込) 

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この記事を書いたスタッフ

まつおか

まつおか

[プロフィール]
ZEISS VISION CENTER 銀座店スタッフ
趣味はインディアンジュエリー集め、サウナ