近視の矯正度数を”弱め”にしていませんか?強めではない”完全矯正”の大切さ。

日本を含むアジアは特に近視の人が多く、 

2017年の研究では

東京の小学生のうち76.5%、
中学生ではなんと94.9%が近視だった

と報告されています。

ところが、いざ専門機関に相談すると
 ○ 0.7ぐらい見えてるから、まだ大丈夫

 ○ 片眼は悪くないからOK
  (不同視・左右の視力差)

 ○ このまま様子を見ましょう

眼鏡を作っても
 ○ 弱めにしましょう (弱矯正・低矯正)

 ○ 掛けるのは授業中だけでいいですよ

 などと言われていませんか?

近視進行抑制や
視機能などの視点から考えると、

弱矯正や何もしないこと(様子見・放置)の
リスクがいくつもあります。

● 近視が進む

弱矯正を続けると
眼軸が伸びる(軸性近視の進行)リスクがあると言われています。
(Vasudevan B et al., 2014)

● 学習力が低下する

脳の約60%は視覚情報の処理に関わっています。見えづらいと脳も使わなくなるため、考える力や記憶力も低下します。 

適切な度数の眼鏡の使用は2〜4ヶ月分の追加教育に相当する(特別支援教育を受けている生徒は4〜6ヶ月分)

という報告もあります。

●運動機能にも影響する

見えづらさは、視野の広さ、遠近感(距離認識)、バランス能力などに影響することが報告されています。

●成長発達にも影響する

人は情報の80%以上を視覚から得ています。

見えづらさの為にうまくキッカケが掴めず、成長・発達がスランプ状態になることも。

どうしたらいいの?   

考え方の1つに
完全矯正の眼鏡をいつも使いましょう
があります。

もちろん
強すぎる眼鏡=過矯正は
好ましい状態とは言えません。

ただし、過矯正と
度数がぴったりの眼鏡=完全矯正は異なります!

弊社で行なっている

ドイツ式両眼視機能検査は80項目以上のチェックが含まれており、

片眼ずつの完全矯正で終わらず

両眼視機能検査で斜位(90%以上の人がもつ両眼の向きのズレ)を含めて検査し、眼鏡を作製しています。

勉強中も、外で遊ぶ時も
眼鏡を常に掛けて、はっきりと見える環境を保つことが大切です!

カールツァイス社製
近視の子供の視覚ニーズに合わせて
特別設計されたレンズ

マイオキッズレンズ
の取り扱いもございます。

 もしかして?と思われた方は
検査をしてみませんか?


※検査のみの場合、
 検査代¥4,400(税込)がかかります

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この記事を書いたスタッフ

ちかもり

ちかもり

[プロフィール]
ZEISS VISION CENTER 福岡店スタッフ
ビジョントレーニングスクール VTBaseFUKUOKA スクール長
資格:理学療法士 ビジョンアセスメントトレーナー